おばあちゃんのこと。

今回は、歯科にはあまり関係ない内容ですが
書き記したいことがありましたのでブログを書こうと思います。

『スウェーデンは寝たきりがゼロ』や『高齢者のケアがしっかりしている』
という話は有名で、よく日本のメディアでも取り上げられたりするのを見ます。
口腔内が亡くなるまできちんと保たれているなんていう話も聞くし、健康寿命と平均寿命の差がほとんどないと言われています。
福祉がしっかりしていてゆりかごから墓場まできちんとサポートしてくれるなんてイメージがついていると思います。

私は、これには賛同できません。
何故なら、私の夫のおばあちゃんが寝たきり生活を経て先日亡くなったからです。

今回は、私が見たおばあちゃんの状態の変化・スウェーデンの老人ホームについて、そしておばあちゃんの思い出をつづりたいと思います。
(私と家族が経験したことですので、必ずしもスウェーデン全体がそうではないということを前提にお読みください。)

私がおばあちゃんに出会ったのは2010年。2009年におじいちゃんが亡くなり1人暮らしが始まったばかりでした。
83歳で、すごく元気でした。スウェーデン語が話せない私に英語でいろいろ教えてくれ、白いきれいな髪の毛と真っ青な透き通った目がとても美しかったのを覚えています。若いころの写真を自慢げに見せてくれて、真っ黒な髪の毛と青い目で人気者だったことや、英語の先生をやっていたこと、ステノグラフィもできドイツ語も話せたこと。イギリス留学が決まっていたのにおじいちゃんと出会ってしまい留学を諦めて若くして結婚したことを語ってくれました。
日本で2013年前半に挙げた私たちの結婚式は、体が不自由になりかけていたので断念したのですが、いつも行きたかったと言ってくれたし写真を飾っていてくれました。

2013年後半ごろから発言や行動が変化し始め、料理や掃除ができなくなってしまったのでHemtjänst(訪問サービス)を頼んだのですが、そのサービスの方はスウェーデン語があまり話せずコミュニケーションが取れず、スーパーで買ったお弁当的なものを温めてくれ、掃除をしてくれて帰っていったそうです。
それでもおばあちゃんはその人が来るのを楽しみにしていたそうです。
2014年ごろから徘徊行動が見られるようになり、ついに老人ホームに移ることになりました。ただ、コミューン運営の老人ホームが満室のためそこが空くまでプライベートの老人ホームで暮らすことになりました。

そこは本当にひどくて、
・介護士がスウェーデン語でコミュニケーションが取れない
・介護士が宗教上の理由で女性に触れない。入居者の家族とも握手できない。目を合わせない
・介護士が入居者と一緒にソファーに座ってケータイをいじっている
・入居者は車いすにずーーーっと座ったままぼーっとテレビを見ている

こんな感じだったので、おばあちゃんは一気に刺激がなくなってしまい急激に認知症が進みました。
さらに、おばあちゃんが転んでけがをした際もすぐに親族に連絡がいかず、病院に運ばれホームに帰ってきて、義理の母がけがをしているおばあちゃんに気づき介護士に尋ねてやっとけがをして病院に運ばれたということを知ったそうです。
さすがにひどいので義母はIVOに通報しました。(そしておばあちゃんが亡くなる1週間前にやっとIVOから返事がきました。2年以上・・・)
2016年初旬、やっとコミューンの老人ホームが空いたので引っ越し。
コミューンの老人ホームは大きくてきれいで職員さんたちもみんなフレンドリーでスウェーデン語が話せる人たちでした。アクティビティやイベントも少しあったようですし、友達もできたとかで少しずつ元気を取り戻しました。ただ、一つ心配だったのがおばあちゃんが食事をする際にずっとゴロゴロ言っており飲み込むのにすごく時間がかかっており嚥下機能の低下がかなり疑われました。でも、ストックホルムでは摂食嚥下という科目がありません。嚥下の評価やトレーニングなどは一切行われていなかったようです。

少し元気を取り戻したおばあちゃんを見てみんなが安心していたのもつかの間、おばあちゃんは転倒して大腿骨を骨折してしまいました。手術をし戻ってきたのですがリハビリは思うように進まず(介護現場はストックホルムでもものすごく人手不足で、リハビリをする時間はあまりとれていないようだと義母が言っていました)どんどん歩けなくなり、ご飯も食べられなくなっていきました。そして去年再び骨折。人手がないから1人1人をサポートするのは無理だし、これ以上リハビリをしたり歩かせるのは危険ということでそこからは完全に寝たきりになりました(日中ベッドで過ごしていたようです)。ケアやリハビリは行われず嚥下機能がどんどん弱っていくのが目に見えてわかりました。
口腔ケアも十分行き届いておらず、亡くなる直前はインプラントブリッジの上部構造が取れインプラントも抜け落ちカリエスや歯肉、衛生状態も悲しくなるような状態でした。何で私が何かできなかったのかと後悔しました。誤嚥性肺炎になっていたかもしれません。何も検査をしないので何もわかりませんが。
そして、そのままどんどん弱っていき、つい先日突然気絶。義母が訪ねた時には、ちょっと気絶してしまっただけで理由はわからないといわれ、その次の日にホームからいきなり義母に『もう最期の時です』と連絡が来ました。そしてそれから2日後に亡くなりました。

ここのホームでは、延命治療をしないのが当たり前で、危篤状態になってからは『もう最期の時です。静かに命が終わるのを待ちましょう』と言われ
水も栄養も薬も症状緩和のもの以外は一切中止し、静かにおばあちゃんが息を引き取るのを待ちました。人の自然な人生の終わり方を見た気がしました。
延命しないのは良い選択なのかもしれないと思いました。
義母は、のどが渇いているかもしれないから水くらいはあげられないのかと言っていましたが看護師さんが、もう水は体が受け入れません。そのまま何も与えずに死を待ちましょう。と言いました。
看護師さんが何度も何度も『彼女のvälbefinnande(Well being、幸福な状態)を尊重して・・・』とつぶやいていましたが、それがなんだかむなしく聞こえました。彼女に一体何がわかるのだろう、と思ってしまいました。
延命治療をしない、という観点から言えば寝たきりで延命されている状態はほぼないとはいえると思います。(しかし、おばあちゃんの施設と家族の職場の状況しかわからないのでスウェーデン全体がどうなっているのかはわかりません。)
生命が静かに閉じていき、体の機能がだんだん停止していくのを感じました。
点滴などにつながれて延命するよりも良かったのかなとは思いましたが、この状態になるまでになにかできたんじゃないか、と後悔しました。
私は、これが自分の家族に起こったときにすんなり受け入れられるかわかりません。私だって延命はしてほしくないけれど、そうなる前に止められるならリハビリやトレーニングをして友達と歌ったりアクティビティをやって楽しんでできるだけのことをしてから最後の時を迎えたいです。
ここの老人ホームのように、毎日平たんに過ごし、機能を回復する訓練などもなく、弱ったら最後の時が来るのを静かに受け入れる・・・というのはどうしても・・・。
嚥下訓練は、もちろん状態にもよるけれど
おばあちゃんの場合は食欲もあったし食べるの好きだったし、少しは改善につながったかもしれません。
口腔ケアをもっとしていれば、なにかが改善されたかもしれません。
私がこちらで高齢者歯科の授業を受けた時、嚥下についてはどうか。訓練や検査はするのかと尋ねたら『嚥下機能?なにそれ』みたいな感じで答えられたのでこっちは摂食嚥下機能学というのはあまり考えられていないのかもしれません。
口腔ケアだって、インプラントのブリッジが取れてむき出しになったインプラントが歯肉から突き出ていたのに誰もおばちゃんを歯医者に予約してくれず、義母が訪ねたら『ご自分で歯医者を予約してください』と言われたそうです。
(授業では、施設が歯科医院に連絡をとり病院歯科に連れて行ってくれるか、歯科スタッフが必要に応じてきてくれると言っていました。さらに、衛生士さんがかなりお世話をしていると習いました。しかも、今度歯科実習と称して大学でおばあちゃんが住んでいた施設に見学に行きます。おばあちゃんが十分な口腔ケアを受けていなかったのを知っているので怒りがわきました。)
そういえばなくなる2日前に衛生士さんが来てくれました、とスタッフが言っていたけど来て何をしたのだろう。口腔内はなにも改善されていなかったです。

歯がたくさん残っているから長生きできる?
本当にそうですか?
歯がたくさん残っていたりインプラントがたくさんある口腔内のほうが、ケアができなくなった時に大変ではないですか?
今、ここでは歯がたくさん残っているから起こる問題に悩まされているように感じます。

実は私の家族には介護士をしている子がいます。
彼女はいつも現状を教えてくれますが、私はここで最期の時を迎えたくありません。
認知になって母国語しか話せなくなったり、誰も身寄りがなく1人で亡くなる方、末期がんの最期、入居者の歯磨きがちゃんとできないこと、そんな話や愚痴をたくさん教えてくれます。もちろんそういう経験をしていない方もたくさんいるとは思いますしスウェーデンで働く介護士の方たちも必死に働いてくれているのは理解しています。とんでもない人手不足に陥っているのも十分知っています。
でも私が見たこと、家族が教えてくれたことを聞くととてもじゃないけどここの高齢者ケアが日本よりも特に進んでいるとは思えません。
大学で先生が良く言っているFriska blir friskare, sjuka blir sjukare(健康な人はより健康に、病気の人はより病気に)というのは本当にそうで、ここは健康な人にはいい社会だけど病気になると歯止めが利かないというイメージです。そしてあきらめも早い。

実は私の祖母は夫のおばあちゃんと同い年、同じ認知症を抱えています。しかし、私の祖母はデイケアに通いはじめ、認知はもちろんよくなりませんが今も状態を保っており元気です。楽しんでアクティビティや嚥下体操などをやっているようだしスタッフさんが施設での様子も事細かにノートに書いてくれます。運がよかったのは十分承知の上ですが。
そんな同い年で、状況が似ていた2人のあまりの違いに、よりショックを感じているのかもしれません。

もう後悔したってしょうがないことなんてわかっていますが、それでもおばあちゃんが少しでも元気になるために何かできたのではないかと思ってしまいます。
おばあちゃんがどんどん弱っていくのを諦めて自然に任せるのも1つかもしれませんが、うちの祖母みたいに毎日アクティビティをやり歌ってご飯を食べられるように楽しく訓練してなるべく元気でいられる状態を保つことだって選択にあってもいいのにと思っています。少なくとも、義母はそれを望んでいました。いつも『人手不足なのはわかるけど、もう少しなんとかならないのか・・・』と言っていました。

介護・そして医療にかかわる人材が増えて、スウェーデンが本当に平均寿命=健康寿命になるように高齢者のケアがもっと進むように心から願います。
日本から、摂食嚥下の先生に来てもらいスウェーデン知識を広めていただきたいと思いました。

最後に歯科新聞の記事を紹介して終わりにします。
リンクはコチラ(スウェーデン語です)
タイトルは
“Katastrofal tandhälsa hos äldre på sjukhem”
施設に住む高齢者の歯の健康の大惨事

スウェーデンで行われた21000人の施設に住む高齢者を8年間追った研究によると、5人に一人が無歯顎、歯がある人においては3人に2人はカリエスがあります。平均で1人5歯で、それは入居者すべての歯の23%です。
これは歯の健康の観点から許容できない数字であるというだけでない、と研究者は言います。このような患者さんのグループにおいては歯の状態が悪いと栄養摂取や全身の健康、健康に関する生活の質が悪化すると示されているからです。さらに、歯科医療従事者による口腔衛生ケアは歯肉炎を減らし口腔衛生を改善し、このような患者グループの死因の多くである医療・介護関連肺炎を減らすことができるということが示されています。
~中略~
研究者によると、歯科医療はこのような高齢の患者さんたちにより焦点を当て、患者さんたちの最期の時の口腔健康関連のQOLを向上させなければならない、ということです。

もう1つ、コチラです。
Tandvårdspersonal i äldreomsorgen kan rädda liv
高齢者福祉において歯科医療従事者が命を救える

これはまとめだけ紹介します。

スウェーデンのメタ分析において、病院や施設における歯科医療従事者による歯科医療の提供は、患者さんが肺炎で亡くなるリスクを減らせる ということが示された。しかし、看護師による歯科医療の提供ではリスクは減らないということも示された。

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つまり、歯科医療従事者は歯科医療を高齢者に提供することの大切さが示されたということです。
人生の最後においては、たかが歯・・・となるかもしれませんが
それでも私はおばあちゃんのいい治療がたくさんされた口腔内をなるべくきれいに保てたらよかったのに・・・と思いました。

私にできることは少ないかもしれませんが、歯科医療従事者としてこれから少しでも高齢者施設の入居者の口腔衛生状態の改善に何か貢献できればいいなと思います。
スウェーデンに住む人たちはどんどん残存歯が増えインプラントも多く埋入されています。その口腔内をケアする方法を考えていかなければいけない、と強く思いました。

追記
スウェーデン在住のアンダーナースの方のブログがスウェーデンの介護の現状を伝えてくれていますので紹介させていただきます!
KOKEMOMO sweden
スウェーデンの老人ホームで働くということ
スウェーデンの老人ホームで働くということ/その2
スウェーデンの老人ホームで働くということ/その3

Author: Y

2012年に都内歯科大を卒業。 その後しばらく働き、 2016年2月にストックホルムに移住。 スウェーデンの歯科に興味を持ったのは大学3年生のカリオロジーの授業のとき。 スウェーデンの歯科の実態が知りたい!

4 thoughts on “おばあちゃんのこと。”

  1. Twitterにコメント頂きブログ拝見いたしました。日本で12年間介護福祉士として特別養護老人ホームに勤務し、現在はUndersköterskaとして民間の老人ホームに勤務し丸3年が経ちました。
    残念ですがこれが高福祉と謳われたスウェーデンの介護の現状なのです。
    わたしの勤める施設では定期的に歯科衛生士が利用者全員の口腔状態をチェックしや必要な歯磨き粉などやケアのアドバイスをしてくれます。治療が必要な方には訪問歯科医が来て施設にて治療、抜歯や義歯を作ったりしてくれます。しかし介護職員は指示された口腔ケアまで手が回らないのが現状です。
    嚥下機能が低下した利用者にはその方の食事時間にLogopedが来て嚥下機能を評価し、食事形態、飲み物につけるとろみの具合(Nyposoppa位、とかヨーグルト位など)、小さなスプーンで一口ずつなどの食事介助の方法についての指示が出るのですが『食事はゆっくり一口ずつ嚥下するのを確認して1時間かけて』なんて2人の介護職員で10人の利用者(内5人が要食事介助)のお世話をしているわたしたちには無理です。
    そして今、スウェーデンで流行ってる(とあえて言いますが)のがNattfastaの改善。高齢者の低栄養を避けるために夜間食事を摂らない時間が11時間以上にならないようにしましょう、というものです。17時に夕食を食べ翌朝8時に朝食を食べるとnattfastaが15時間になり失格!(Nattfastaの現状についてコミューンのチェックも入ります)そのため、100kcal以上、炭水化物10g以上のサンドイッチやヨーグルト、スムージーなどのKvällsmålやNattmålを提供することに。夕食後のベッド臥床前に歯磨きをしても結局その後にまた食べてその後は口腔ケアなし、という事に。栄養士はもちろん食べることを優先に考え、歯科医、歯科衛生士は口腔ケアを優先し、介護は「無理!」となってしまいます。
    終末期には特に口腔ケアは重要視され約1時間ごとにスポンジブラシで口の中をきれいにするのと同時にスプレー、リップクリームで口の渇きや唇の乾燥を防ぎます。スポンジブラシで口腔ケアをしている際に利用者が水分を飲みたそうにする様子が見られればもちろん飲み物も与えます。

    口腔ケアに限らずですが高齢者へのケアの行き届かないのはまずは『人手不足』が一番の大きな理由だと思います。例えばですが認知症ユニットで18時に夕食を食べ終え20時までに10人全員の夜のケア(歯磨き、着替え、排泄、ベッド臥床、夜食など)を終えるためには1人あたりにかけられる時間は24分(介護職員が2人の場合)。これは全員が1人介助の場合で介護度が高く2人介助が必要な利用者がいると1人にかけられる時間はぐんと減ります。
    次にやはり介護職員の質。介護がやりたくて介護の仕事をしているのではなく、介護だったら仕事があるから介護をやっている職員の多さ。低賃金で重労働、誰が働きたいでしょうか?スウェーデン語が拙くても本当に優しくて心をこめてお世話する人もいれば利用者の希望なんて無視、自分たちがやりたいよう、楽なように仕事をこなし勤務時間中に携帯チェックは当たり前、大きな声で母国語で電話、テレビも自分が見たいチャンネルに設定(速攻で変えますが)なんて職員も。認知症の方が相手であれば余計にスウェーデン語ができて利用者が好きな昔の歌や映画、昔ながらのスウェーデンの食事を知る必要があると思うのですが…。スウェーデンで働く中で一番のストレスは正直仕事の大変さよりも介護に対する知識、プロ意識のない同僚と働く事です。

    長年働いて高い税金を納め高福祉のスウェーデンという国を作ってきた高齢者が現在も安くない利用料を払い受ける仕打ちがこれ、というのを考えると心が痛くなります。利用者はみんな優しくいつも「ありがとう」とわたしたちに言ってくれ「大変でしょ?」とわたしたちのことを気遣ってくれるような方ばかりです。そんな方達にまともな介護ができるように国や自治体が厳しい基準を設けるべきだと思うのですが、現状は民間施設が人件費をおさえまくってがっぽり儲けているのを許しているのが腹立たしいです。うちの会社のVDは2016年に9,250,000krの収入があったらしいですよ。

    1. Mayukoさん

      お返事が遅くなって本当にごめんなさい!
      現状を教えていただき、ブログまで紹介させていただきありがとうございます。
      今回は身内が施設で亡くなることでいろいろなことを見ることができましたが、現状はやはり人手不足やら上の人ががっぽり儲けたりと、なんとも悲しいことになってしまっているのですね。
      『定期的に歯科衛生士が利用者全員の口腔状態をチェックしや必要な歯磨き粉などやケアのアドバイスをしてくれます。治療が必要な方には訪問歯科医が来て施設にて治療、抜歯や義歯を作ったりしてくれます。しかし介護職員は指示された口腔ケアまで手が回らないのが現状です。』ということに関してですが、実は先日その衛生士さんについて回り施設で検診のお手伝いをしてきました。施設の方も一生懸命聞いてくれ、改善点などをメモしていましたがやっぱり手が回らない・それからTimmisが多くて情報がなかなかいきわたらないとも言っていました。
      あと、1つ、結構利用者さんが全然歯磨きできていなくても、『彼は1人で上手に磨けている』という扱いを受けていることが多かったのが気になりました。でも、利用者さんたちも歯磨きされるのは嫌だろうしそこら辺の兼ね合いは難しそうだと感じました。

      Nattfastaのこと、教えていただきありがとうございます!!知らなかったので参考になりました!しかし、本当に栄養士と歯科医、歯科衛生士の板挟みで大変苦労されていることと思います・・・利用者さんにより良い対応をしたいのはきっとみんな同じでしょうが今のシステムや考え方ではなんだかから回っている感じですね・・。
      人手不足は本当にひどいようですね・・・。プロ意識がない方たちと働くのも苦痛だと思います・・・。私の義理の妹も、平気でさぼる、ケータイをずっといじっている、母国語で会話などのスタッフに囲まれて嫌な思いをしているようです。介護がやりたくて介護をしている方たちの負担も増えてしまいますし、そのようなスタッフがいるだけで雰囲気も悪くなりますね。
      私も医療職として、一番のストレスは知識や技術が全くないのに威張る人々と働かなければいけないことです。患者さんのことなんて全く考えていない人もいます。腹立たしいです。

      検診に行った施設の利用者さんは、本当にいい方も多く気さくに話しかけてくれて
      それなのにスウェーデン語がきちんと話せないスタッフが『あの人はしゃべってばかりで仕事の邪魔だ』ということを私につぶやいてきて本当に苛立ち悲しくなりました。私も、きちんと働き税金を長い間収めてきた方たちがこんな扱いを受けるなんてあまりにもひどすぎると思いました。

      お互い医療従事者としていろいろ考えることはあると思いますが、どうか今後少しでも状況が改善し無駄なストレスが少しでも減りますように・・・

  2. 初めまして。
    ストックホルムで看護学生をしています。私も以前老人ホームに実習に行ったことがあり、そこでスタッフの口内ケアに関する知識?意識?がとても低いなと思いました。私もあまり知識はないのですが、あまりにも歯磨きの習慣がないがしろにされていてビックリしました。噛む、飲み込む力が弱い入居者の食後の歯磨きで、まだ歯茎と頬の間に(歯の間ではありません)食べ物が詰まっているのに、もういいから、と歯磨き終了してしまったのにはショックでした。ただし、実習先の老人ホームは他所よりも歯医者や歯科衛生士の訪問も定期的にありサービスはいい方だと聞かされました。
    私も主様と同様スウェーデンの老人ケアにおいて、日本より身内の負担は軽いと思いますが、老人ケアが日本より優れているかと問われると、ちょっと違うかなと思います。

    1. 初めまして!コメントありがとうございます!そしてお返事が遅くなりすみません。
      先日、検診をしに老人ホームへ行ったのですが私たちはアドバイスだけで日々の口腔ケアは見ることができませんでした。ただ、スタッフの方が『彼はひとりで磨ける』と言っていた利用者さんの口腔衛生状態があまりに驚くことになっておりさらに麻痺がある方だったのにどうやって歯磨きできるの?と疑問に思いました。
      そして、多くの人の頬と歯茎の間に食べ物が残っていました。驚きっぱなしでした。
      身内の負担は軽いかもしれませんし、共働きが当たり前のこの国で介護は介護職の方たちに全て任せることになってしまうので介護の方たちも負担がとても重いと思います。人手不足が解消されればいいのですが医療の現場はどこもかしこも人手不足・・・今後どうなっていくのか心配です。

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