よく聞く、外国人用の専門医コース。コースを出たらスウェーデンで働けるの?

巷でよく聞く
ヨーテボリ大学の外国人用のコース。
この”外国人”コースを出てできること、スウェーデンの専門医との違い、このコースを出るとスウェーデンで歯医者として働けるようになるかを調べてみました。

私が調べたのはヨーテボリ、カロリンスカ、マルメ大学の外国人用のマスターコース+専門医教育です。
(ウメオ大学には外国人用の専門医コースはありません。スウェーデンの歯科医師のための4年コースのみ存在します。)

以下を参考にしました。

ヨーテボリ大学 (サールグレンスカアカデミー)
さらに詳しい情報

カロリンスカ
矯正
エンド

マルメ

まずは有名なヨーテボリ大学ですが、
今行われている外国人用のコースはペリオ矯正の3年間の専門コースのようです。

申し込みに必要なのは、
1, 信頼できる教育機関でD.D.SかD.M.Dを取っていること。(日本で歯科医師になっていれば大丈夫だと思いますが・・・)
2, 2年以上の一般歯科経験があること
3, 英語ができること(書くのも話すのも)

で、ヨーテボリ大学のページによるとかなりの量のドキュメントを提出するようです。(詳しくはホームページを見てください)
そして面接があるようです。

スウェーデン在住者向けのコースではないのでお金がかかります。
2016年の時点で、

Orthodontics 矯正

SEK 360,000/year (2016)
1年で約460万円です。

Periodontology
SEK 301,000/year for dentists from EU/EES countries (2016)
SEK 350,000/year for dentists from non-EU/EES countries (2016)
EUの歯科医師は1年で約390万円
EU外の歯科医師は1年で約450万円です。

ということはこれ×3がコースにかかります。
これに加えて、住居も個人で払うようです。

The specialist training programmes in dentistry may be financed through a public sponsor/employer in the resident’s home country, by a company or by private means.
とあったので、個人で申し込むこともできますが、スポンサーや自国の雇用主、会社に払ってもらうケースもあるようです。

コースの詳しい内容はホームページをご参照ください。
全て英語のコースで講義、プレゼンの発表、テストもあるようです。
臨床に重きを置いているようで、ペリオの場合は週に20時間の臨床があり患者さんを3年間で80人~100人担当するようです。
矯正は週24時間の臨床で約120人の患者さんを担当するようです。

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続いてカロリンスカはどうでしょう。
カロリンスカは非常に情報を探すのが難しく、さらにホームページをみてもはっきり情報が書かれていませんでした。
”Master’s courses & Clinical Specialisation in 矯正、エンド”というのを見つけました。
あるのはエンドと矯正で、定期的に行われているかどうかも不確かです。
見つけたのは2017年から2020年の矯正のコースと、2018年から2021年のエンドのコースです。どちらも3年半です。
エンドは見つけられなかったのですが、矯正は
600.000 SEK/year for the Specialist Training Programme in Orthodontics 2017-2020. The cost of the 7th and final semester will subsequently be 300.000 SEK.

ということで、1年に約770万円、最後の半年は約380万円・・・
3年半で約2700万円のコースです。
家が買えますね!

コース内容は、上のリンクを参考にしてください。
応募に必要な条件もほぼヨーテボリと同じです。
全て英語のコースで、
例えばエンドの内容は

Content
The master’s courses comprises three and half years of full time study conducted in English and follows a fixed timetable. Each week involves at least five half-day sessions with patient related clinical activities and one day with theoretical education. The clinic is equipped with the latest tools for modern endodontic dentistry i.e., digital radiography, ultrasound equipment and individual microscopes are available at all working units. The clinical activities include endodontic microsurgery every week. The remaining sessions are reserved for research, self-study, teaching, external courses and congresses. Each student has a tutor with extensive scientific, clinical and pedagogic experience making the studies highly individualised. Each resident will treat a minimum of 100 patients; most of the patients are adolescents. The treatments comprise the whole panorama of the endodontic field.

こんなかんじです。だいたい100人の患者さん(大部分が若年者)を担当するようでう。
ただし、カロリンスカのコースは個人で申し込むことができるかどうかがわかりません。もしかしたら大学や会社にスポンサーになってもらって行くコースなのかもしれません。
とにかく情報が得にくかったです。
私が働いている国民歯科で患者さんをよくカロリンスカのエンドに送るのですが、先生が「英語しか話せない先生もいます」と説明しているので、スウェーデンの免許を持つ人たちの専門医コースを受けている先生たちと一緒に臨床をしているのかもしれません。
カロリンスカに通い始めたらぜひ確認してみたいと思います。

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最後にマルメ大学。
マルメは2年のマスターコースと4年のマスターコース+臨床のコースがあります。科目はエンド、補綴、ペイン、矯正、小児、ペリオがあるようです。
4年のコースはだいたいヨーテボリとカロリンスカと似ており、毎週20時間の臨床で80人から100人の患者さんを担当するようです。

こちらがコースの内容です。
値段は1年約480,000krで約620万円です。
応募要項などはこちらから。現在は応募していません。

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さて、これらのコースが終わったらどうなるのでしょう。
それぞれのコースについて調べてみました。

マルメ:Degree and Certificate

Following successful completion of the final examination, the graduate will be awarded:

  • Master of Science in Dental Science (MDSc).
  • A Certificate of Specialization, corresponding to the Swedish specialist exam issued by the National Board of Health and Welfare.マルメではSos(スウェーデンの厚労省)からの専門医の証明書がもらえると書かれていますが・・・

    カロリンスカ:Examination, certificate and degree

    A Certificate of Specialisation in Endodontics and a Master of Medical Science (120 credits) with a Major in Odontology
    is awarded after three and half years of full time studies, with acceptable performance in all separate parts and a pass in the final examination (conducted by an external examiner in presence of the Head of the Division of Endodontics).
    ここ注意です!→” Legitimacy to work as a specialist in Sweden can only be given by the Swedish National Board of Health and Welfare to dentists who are registered as fully licensed dental practitioners in Sweden at the commencement of specialist training.”

    カロリンスカのページには、専門医の証明書は、スウェーデンで歯科医師免許を持っている者にしか与えられない、と書かれています。
    ということは、EU内の歯科医師でスウェーデン語のレベルがC1の人のみがスウェーデンの専門医の証明書をもらえるということでしょうか。

    ヨーテボリ:

    …Following successful completion of the final evaluation/examination, a Diploma in Periodontology, Periodontics and Implant Dentistry from the European Federation of Periodontology (EFP), as well as a University Diploma in Clinical Periodontology will be issued.

    ”A Certificate of Specialization in Periodontology will also be given to successful postgraduates from EU/EES countries.”

    なるほど、やはりEUの歯科医師はこのコースで専門医の証明書がもらえ、スウェーデン語をC1まで終わらせればスウェーデンで歯科医師免許がとれ、専門医として働けるということなのでしょう。

(これはEUの規定によってEUで教育を受けた歯科医師はスウェーデンで免許が使えるからです。)

EU外の歯科医師は残念ですが、スウェーデンの歯科医師免許がないので歯科医師及び専門医としては働けないようです。

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したがって、EU以外の歯科医師が外国人専門のコースをとると、
大学の”専門医のコースのマスター(修士)という学位がもらえるということのようです。
専門医ではないけれど、マスターディグリーを持っているということになっているようです。
ただし、日本の歯科医師は大学を卒業するとマスターがもらえるので、ダブルマスター、ということになりますね!

ちなみにスウェーデンで歯科医師免許を持っている人は、一般歯科で2年働いた後に専門医コースに申し込むことができ、3年~5年(口腔外科)の教育を受けSos(厚生労働省)から専門医の免許をもらうようです。

スウェーデンで外国人の”専門医コース”と言っていてもEU以外の人は”専門医の勉強をして修士を取るコース”になると知り、とても勉強になりました。
スウェーデンで専門医として働くためには、私が前に記述した3つの方法のどれかかにより歯科医師免許をまず取得することが必須です。

日本人は専門医コースを出てもスウェーデンでは働けない!がこの記事のタイトルの答えです!

 

Fluortant (フッ素おばさん) についていった話

スウェーデンにはFluortanten (フッ素おばさん) とFluormannen (フッ素おじさん) という制度があります。
これは子供に歯の大切さを知ってもらい、予防してもらうためにFluortanten/Fluormannenと呼ばれる歯科助手及び歯科衛生士が学校を回って情報を提供するシステムです。

以下余談ですが、

おじさん?
と思うかもしれませんが、スウェーデンには男性の歯科衛生士さんが結構います。
歯科医師は女性がかなり増えているようで、国民歯科に至っては県が経営しているので安定しており育児休暇もきちんとしているため女性ばかりが働いています。
ちなみに私が働いている国民歯科は、男性歯科医師が1人、男性衛生士が1人、男性の主任が1人。それ以外の20人ほど(正社員)は全て女性です。

——以下ストックホルムの国民歯科のホームページより引用———
https://www.folktandvardenstockholm.se/skola/fluortanten/

Fluortanten
フッ素おばさん

国民歯科のフッ素おばさん、おじさんはLän (ここではストックホルム県) の口腔状態をより良くするために小学校の子供の予防に働きかけます。

フッ素おばさんは実は1960年代に登場したようです。
この頃の生徒の口腔状態は悪かったようで、それを改善するために始まりました。
その頃は、フッ素おばさんたちが生徒たちに0.2%フッ化ナトリウムの洗口液で毎週または隔週で口をゆすがせていました。

この試みは成功し、口腔状態が改善されたので学校がフッ化物洗口を止め、90年の初めにはフッ素おばさんも消えました。

私の主人、義弟、義妹はちょうどフッ素おばさんの制度が廃止されたころに学校に行っていたので校内でフッ素洗口はなかったようですが、義理の両親はフッ素おばさんにフッ素で口をゆすがさせられたと言っていました。

Fluortanten kommer tillbaka
フッ素おばさんが戻ってきた!

フッ素おばさんがいなくなってから、県の中で口腔状態が悪化する地域が出てきてしまったのでストックホルムの国民歯科は “Kariespreventionsprogram (虫歯予防プログラム)” を始めました。
フッ素おばさん・おじさんの仕事はそのプログラムの1つで2000年代から始まり、フッ素おばさんが再び戻ってきました。

フッ素おばさん・おじさんはストックホルムの全ての6歳児クラスと5年生(12歳)の児童に毎年”健康な歯”というテーマの授業を行います。
リスクの高い地域では、先生たちにフッ化物洗口を教えて先生たちに各自クラスでやってもらうという試みが始まっています。
毎年、5万人以上の子供たちに口腔の講義が行われ、8500人以上の子供たちがフッ素洗口を行っています。

*6歳児クラス=Förskoleklassといい、小学校の準備クラスです。スウェーデンでは小学校は7歳から始まります。
(保育園(幼稚園)はFörskolaといって1歳から5歳までの子供が通います。義務教育ではありません。)

つまり子供たちは学校で6歳と12歳の時の2回、フッ素おばさんに会うことになります。

Fluor, vila, vatten
フッ素、休憩、水!

フッ素おばさんのメッセージは簡単です。
まとめると

  • 歯は大切!一生に必要なものです。
  • きちんと歯を磨きましょう。朝晩2回、フッ素入りの歯磨き粉で。
  • 食事の間に歯を休ませてあげましょう。だらだら食べるのはダメ!
  • のどが乾いたら水を飲みましょう!
  • 新しく出てくる奥歯は特に気を付けて!より丁寧に磨きましょう。
  • お菓子?チップス?甘い飲み物? 1週間に1回なら大丈夫。食べるならなるべく1度に食べましょう。

Fluortantens dag
フッ素おばさんの日

毎年9月1日はフッ素おばさん・おじさんの日のようです。
何かイベントがあるようです。

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と、ここまでは国民歯科からの情報ですが、実際にフッ素おばさんについていく機会をいただいたのでその様子を記そうと思います。

ついていったのは研修先の国民歯科が担当するエリアの小学校の1つ。
その日は6歳児たちへの講義でした。

フッ素おばさんは仕事のできる歯科助手のUさん。
彼女が私の働く国民歯科のフッ素おばさんを担当しています。

学校につくと6歳児クラスの子供たちが椅子に座ってきちんと私たちを待っていました。今回は3クラス回る予定になっていました。
フッ素おばさんは紙芝居を使って子供たちにお話したり、質問したりしていきます。
紙芝居は、
まず動物がたくさん載っているページから始まり、歯のある動物ない動物を言ってもらいます。そして歯の役割を考えてもらいます。
子供たちはやる気満々。手がどんどん挙がります。
歯は食べるため、かむため、喋るため、キスするためにさえ必要!絵とともにと伝えます。
人間の子供の歯、大人の歯は何本ですか?という質問に
6歳の子たちが「20本~!32本~!」と答えておりとても感動しました。
私なんて大学に入るまで知らなかったのに・・・

続いてフッ素おばさんが、なぜ虫歯になるのかを説明し
次に歯を守るためにはなにができるか聞いていきます。
みんなこれにもきちんと答えていて、スウェーデンの子供たちの歯科の知識の高さに驚きました。
フッ素おばさん(以下フ)「のどが乾いたら?」
子供たち「水!」
フ「歯は何回磨くのかな?」
子供「朝晩2回!」
フ「何で磨くの?」
子供「フッ素の歯磨き粉!」
フ「どれくらい磨くの?」
子供「2分!」
フ「甘いものは?」
子供「毎週土曜日!」
こういったことが自然にしみついているようでした。
フッ素おばさんがさらに補足で、2cmのフッ素の歯磨き粉で、2分、2回磨くんだよ!2,2,2だよ!とわかりやすく情報を伝えていたのも参考になりました。

その後、間食を10回以上もしている男の子の絵を見せ、
みんなで間食の数を数え、絵で歯がヘトヘトなことに気づいてもらいます。
そして、歯も休ませてあげることが大切だと学んでもらいます。

フ「この絵の歯、どう思う?」
子供「疲れててヘトヘトー」
フ「じゃあどうしてあげればいいと思う?」
子供「休ませてあげる!」
フ「歯が休むのってどんな時?」
子供「・・・」
フ「じゃあ、歯が働いてるときはどんなとき?」
子供「食べてるとき!・・あ!じゃあ食べていないときが休んでるとき!」

このような会話の後に歯が間食2回、つまり5回の食事に耐えられるということを伝えました。
6歳では6が生えてくるので、6をきちんと磨くこととお父さんお母さんに仕上げ磨きをしてもらうことも確認しました。
このように子供たちにたくさん考えさせ答えさせることによって

Fluor!フッ素!Vila!休憩! Vatten!水!

を覚えてもらいます。

本当に驚いたのですが、6歳なのに予防の仕方や歯の知識が頭に入っています。
国民歯科で働いていても思うのですが、年齢にかかわらずみんな予防の仕方をよく知っています。
予防歯科についての基礎知識があります。

小さい頃の教育の成果でスウェーデンの人たちはあまりカリエスがないのではないかと思いました。
(もちろん、歯科医療が高額なことも歯を大切にする理由だとは思いますが)

今回は6歳児のクラスだったので、今度は5年生への講義にもついていこうと思っています。

日本でもこのように子供への歯科の教育が進み、子供たちの予防の知識が向上し、自然とフッ素!休憩!水!を実践できるようになってほしいと願っています。

スウェーデンの国民歯科

私は今 (2017年6月現在) Folktandvården (フォルクタンドヴォーデン)という公共の国民歯科で働いています。

まだ歯科医師免許がないので、歯科助手としてですが。

スウェーデンはLänという、日本でいう都道府県のように分けられています。
それぞれのLänがLandstingという行政機関をもっていて、医療施設や交通機関などをまとめています。
その下にさらに日本でいう市区町村のKommunというまとまりがあり、学校や老人ホーム、ゴミ廃棄、水道などはこのまとまりで整備されています。

私がいるのはStockholm Län, Huddinge Kommun。
つまりはストックホルム県フッディンゲ市のような感じです。

スウェーデン全体では21個のLänと290個のKommunがあるようです。
コミューンにはそれぞれロゴがあり、Huddinge Kommunのロゴは

これはVårdkase(ヴォードカーセ)といって、”信号として、または祝典において野外で灯される大きな炎” がロゴになっています。

Stockholm Kommunのロゴは

Birger Jarlさんといってストックホルムの基礎を建設した人がロゴになっています。

話は逸れましたが、私が今研修をしているFolktandvårdenについて説明します。

——–以下フォルクタンドヴォーデンのページhttp://www.folktandvarden.se/om-folktandvarden/ より引用———–

Om Folktandvården
フォルクタンドヴォーデン(国民歯科)について

Att uppnå en bättre tandhälsa är grunden för vårt arbete och inom Folktandvården finns allmäntandvård, specialisttandvård och sjukhustandvård.

より良い歯の健康を実現するのは、私たちの仕事の基礎です。
国民歯科には一般歯科、専門歯科、病院歯科があります。

Var du än befinner dig i livet har vi möjlighet att hjälpa dig att förbättra din tand- och munhälsa.

人生のどの段階においても私たちはあなたたちの歯やお口の健康を改善する助けになります。

Kort historik
歴史

1924 fattade riksdagen ett beslut om att tillsätta en utredning om tandvård för hela folket.

1924年に政府が、歯科医療を国民全員に提供できるかどうかの調査を依頼しました。

1938 infördes Folktandvården, i första hand för barnen, för att sedan byggas ut i etapper och nya yrkesgrupper tillkom, framförallt tandhygienisterna på sextiotalet

1938年国民歯科が登場しました。
初めは子供のために、その後徐々に全ての年齢に対しての歯科医療ができました。さらに新しい職種、何より、歯科衛生士が1960年代に登場しました。

I Sverige finns idag en övergripande folktandvårdsorganisation i varje landsting/region, totalt 21stycken.

現在スウェーデンは、21つの地域が各自の国民歯科組合を持っています。

Dom flesta har en god tandhälsa
ほとんどの国民の口腔状態は良好です。

Förebyggande tandvård för barn och unga är den viktigaste uppgiften för landstingens och regionernas egen Folktandvård. I över 30 år har Folktandvården gett barn och ungdomar regelbunden och fri tandvård. Därför har svenska barn en mycket god tandhälsa. Sex av tio 12-åringar hade aldrig haft ett enda hål i sina tänder år 2000.
Även de flesta vuxna i Sverige har en bra tandhälsa. Dubbelt så många människor mellan 75 och 84 år har till exempel kvar sina egna tänder jämfört med för tjugo år sedan.

子供と若者の予防歯科が地域の国民歯科の一番大切な任務です。
30年以上にわたって、国民歯科は子供と若者に定期的な無料の歯科医療を提供しています。
なので、スウェーデンの子供の口腔状態はとても良好です。
2000年には、12歳児の10人に6人がカリエスフリーという結果になりました。
スウェーデンの大部分の大人の口腔状態も良好です。
例えば、20年前と比較して2倍の人数の75-84歳の人たちが自分の歯を持っています。

Specialisttandvård
専門歯科

Folktandvården ansvarar också för specialisttandvården. Där behandlar specialisttandläkare mer komplicerade tandproblem. Det handlar om till exempel tandreglering, tandkirurgi, tand- och munsjukdomar samt tandskador.

国民歯科は専門歯科もあります。
ここでは専門医がより複雑な問題、例えば、矯正歯科、外科、歯や組織の病気や歯の外傷についてに対処します。

Källa: Sveriges Kommuner och Landsting

Fakta
事実

Cirka 95-98 % av alla barn får sin tandvård via Folktandvården.

Cirka 40 % av alla vuxna får sin tandvård genom Folktandvården

約95-98%の子供が国民歯科で歯科医療を受けています。
約40%の大人が国民歯科で歯科医療を受けています。

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訳がへたくそな部分もありますが、
要するに国民歯科はLandstingによって運営されている公共の歯科医療機関であり、子供、若者の予防歯科がメインとのことです。
通りで子供がかなりたくさん来ているわけです。
子供は2年ごとに義務の検診があり、それぞれの検診でチェックすることが決まっています。
子供が1歳になる前にBVC (barnavårdscentralen 子供の医療機関) や歯科医院で親が子供の口腔衛生指導を受けます。
その後、3歳で自分の住む国民歯科から検診のお知らせが来ます。
(ここでプライベートの歯科を選択してもいいのですがほとんどが国民歯科へ行くようです)そして2年おきに呼び出しがかかります。
私が働いているところでは、歯科医師と衛生士がペアになり、子供を15分おきに検診していきます。

私が働いている歯科の印象は
移民バックグラウンドの子供はカリエスが多いので
おそらく2000年の10人中6人がカリエスフリーという情報は現在は変わってきているように思います。
現に、新聞に移民が多い地域のカリエスが多いという記事が載っていました。
これも後ほど紹介したいと思います。

スウェーデンでは現在21歳まで歯科医療が無料ですが、
来年は22歳、再来年には23歳まで無料の歯科医療が受けられる年齢が引き上げられます。

これは、大学生のときに口腔状態が悪くなるのでその対応ということを聞きましたが定かではないのでまた調べてみます。